一点集中残像メンタルトレーニングとは、カードを利用した視覚体験によって私たちの脳に直接、集中力とリラックス力アップを短時間で働きかけるものです。
「集中」することと、「リラックス」することは表裏一体でどちらかが優位になりすぎてもうまくいきません。肉体的な「緊張」と「緩和」と言ってもよく、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」の役割と同じです。
この残像メンタルトレーニングは、学習やビジネス、スポーツのトレーニングとして活用されていることが多いのですが、不安や恐怖という緊張状態を解くことに対しても、あるいは自分の心の正しい集中力がアップすることにも効果があり、私は多くのクライエントさんにおすすめしております。
至極短時間で簡単なトレーニングですが、これを続けることによって、まぶたに浮かぶ残像の時間が長くなります。また消えても再度浮かんでくる回数が一定時間内に多くなったりします(集中力持続効果)。脳科学的にはアルファ波とベータ波が流れる時間が測定されており、「禅」僧が行う座禅時の脳波と同じであることから「プチ禅」と言ってもいいかもしれません。
ではどんな効果が期待できるかというと・・・
@スッキリ効果、Aリセット効果、Bここ一番効果、C意思共有効果、Dイメージリアル化効果
などがあると考えています。
@スッキリ効果
残像が完全に消えた後、目をあけると、頭がすっきりした感じになり、今やるべきことに集中できるようになります。例えば朝弱い人が、起きてボーっとし次の行動になかなか移れない時、これをすることにより動けるようになります。また、陽の光にあたりながら(室内、曇りであっても)やるとなお効果を得ることができます。スポーツの練習や大事な試合前、会議前、本をなかなか読めない時にこれをやることにより、スムースに自分がやるべきことが分かり、脳がかってに集中力をアップしてくれるのです。
Aリセット効果
人はどうしてもマイナス感情や雑念、神経症的には過去のトラウマや妄想観念にとらわれてしまう時があります。そんなとき、残像に意識を集中させることによってその直前まで行ってしまう思考や行為を一時的とはいえ、忘れさせる効果があります。私はこのことから、不安神経症とくに強迫性障害の方に効果があるのではと考えています。認知行動療法や暴露療法、自律神経免疫療法、大山式体温瞑想等を併用させることによって、症状を克服できるものと考えています。
また、神経症の方だけではなく、遊び→学習、休暇→仕事、精神的ダメージ→考え方等のリセット、つまり切り替えが必要なすべてのことに有効になってくると言えます。
Bここ一番効果
人は何かを為そうとしている時、ここ一番集中しなければならない場合があります。しかし、緊張のあまりうまくやろう、やらねば思考に陥ったり、集中集中と思うあまり、集中することに集中して逆に散漫になったりという事が、試験や試合、会議やプレゼン、舞台や発表の場で起こります。そんな時、短時間でここ一番、このトレーニングをすることにより脳の状態を正しく集中させてくれます。ただ、本人のエネルギー状態を最大に使うので、その後のリバウンドも多少あることも事実です。
C意思共有効果
自分ひとりではなく、チームとして複数の人間に同じ意思を共有させたい場合があります。仕事であれ、チームスポーツであれ、それぞれが違うものに意識が集中するというもまでもなく、いいパファーマンスは得られません。そんな時、カードをみつめている間に、共通の目的やテーマをチームリーダーの人などに言ってもらうことにより、無意識に脳にその情報が無理なくインプットされチームで意思を共有できる効果があります。
Dイメージリアル化効果
目標達成や成功法則でよく言われることが、自分がうまくいっているイメージ、またはなりたい自分をイメージしなさいというものですね。しかし、単純にイメージをすると言ってもなかなか映像化することはできないものです。その為のメンタルサポーターがいたりしますが、イメージを映像化すること、あるいは疑似体験することは、一人ではなかなかできないものです。単純にカードだけですが、カラーでまぶたに浮かぶことは疑似体験そのものと言えます。この素晴らしい脳の機能を活用し、カードに具体的な図柄を使うことで、イメージのカラーリアル化を視覚体験できるようになります。
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